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みつわカイロプラクティックの矯正は一般的なカイロプラクティック整体の矯正と比べると
@矯正に対する考え方と、矯正する部分
Aゆがみを矯正する方法の2つに大きな違いがあります。
まず@の「矯正に対する考え方と、矯正する部分」ですが、一般的なカイロプラクティックでは「脳/脊髄から続く抹消神経の出入り口である背骨の関節がズレたり、または正常な動き(可動域)がなくなると、そこから出る神経の通り道が狭くなるために神経の機能が低下して自然治癒力が弱まる。→背骨の関節を矯正することで自然治癒力を回復する」というのが基本的な考え方になっています(→「カイロ イネイトインテリジェンス」で検索)。
ところが背骨のゆがみや関節の異常な動きは他の部分に起こった重心異常によるものが多く、その場合背骨だけ矯正しても一時的な変化にとどまるため、必ず背骨を矯正しなければいけないケースというのは少ないと考えられます(→「カイロプラクティック整体の問題点」)。また、背骨の関節が狭くなるなどで神経が圧迫されるために自然治癒力が低下するという考えが一般的になっていますが(→「カイロ 神経の圧迫」で検索)、神経は「電線」のような構造に近いため基本的に圧迫には強く、それに比べれば「ホース」のような構造である血管やリンパ管のほうが全身のいろいろな「ゆがみ」による影響を受けやすいと考えられます。これらをふまえると「背骨の矯正→神経正常化→自然治癒力の回復」という流れはかなり限られた条件でしか当てはまらないと思われます。
一方、みつわカイロプラクティックでは、
(A)「全身の中で機能が低下している部分の機能を回復することで、からだ全体としての機能を底上げする」
(B)「体のいろいろな高さ(肩の高さや、みぞおちの高さ、など様々)に起きた重心の崩れを回復することで、体を不自然に支えるために無駄に多く情報を処理していた脳の負担を減らして、自然回復力を高める」
という考え方をしています。
まず(A)ですが、人間などの動物に限らずに、機械なども含めて「機能」をもつものは全て「全体の限界は最も低い機能で決まる」といえます。例えば乗り心地のよい高級車でも、タイヤがパンクしてしまえば他の性能がどんなに良くても運転性の限界はパンクした状態に左右されます。
人間も同じで、一流のアスリートがたった一か所を故障しただけで全体のパフォーマンスを取り戻せなくなり引退というケースが多くみられるように、全体の機能性は(運動機能に限らず)「最も機能が低い部分」によって限界が決定してしまいます。そのため、みつわカイロプラクティックでは「背骨の関節」や「関節のゆがみ」に限定することなく、また「症状のある・なし」に関わらず「からだ全体の足を引っ張っている部分」を最優先に調整していきます(→「正常か異常か」)。
また、(B)のように体のいろいろな高さで重心がズレていると、重さのアンバランスによって「傾き」が起こり、その「傾き」をかばうためにまた「別の傾き」をつくる必要があるため、どんどん「傾きの連鎖」が起こります。その結果、傾いた部分を支えるために筋肉は常に「必要のない緊張」をしなければならなくなります。その時に筋肉は勝手に緊張するわけではなく「脳」が緊張の命令を出していますので、脳にとっては本来必要のない様々な「傾き」の情報を処理しつつ、不必要に多く筋肉に命令を出すことになります(ゆがみの多い人が疲れやすかったり、運動が苦手なのはこのためです)。
パソコンで多くのプログラムを同時に実行すると「重く」なるのと同様に、脳も情報量が増えると処理能力が落ちます(同時にいろいろ悩んでも名案が浮かびにくいですよね)。脳は体の隅々まで伸ばした末梢神経から体の各部分の情報を集めて、病気などの異常がないか監視する働きがあります。つまりその監視が行き届いていることが高い自然治癒力を保つ1つの重要な条件になります。そのため「重心の崩れ」を回復して「必要のない筋肉の緊張」や「必要のない関節のゆがみ」を改善することで脳の無駄な情報処理量を減らすことで、脳が余裕を持って「監視」などの活動ができるため結果的に「自然治癒力」が高まると考えています。
次に、Aの「ゆがみを矯正する方法」ですが、一般のカイロプラクティック整体でポピュラーな方法としては、背骨や骨盤の「関節のゆがみ」と「関節の動き」を確認して、異常があれば直接関節を「ボキッ」と動かす方法や(→「ディバーシファイド」で検索)、体をベッドに寝かせた状態で膝を曲げたり頭の向きを変えたりしながら「両脚の長さの違いの変化」を確認することで矯正する部分を決めて、それに応じてベッドの一部を落下させて矯正する方法(→「トムソン ディアフィールド」で検索)などが主流になっています。
これらはいずれも背骨〜骨盤を矯正することが基本となっていますが、「カイロプラクティックの問題点」の例のように、ゆがみの根本的な原因が背骨〜骨盤にあるとは限りませんので、施術の対象範囲を全身に広げることが重要になります。 そのためカイロプラクティックの分野では、あまり一般的ではありませんが、体にとって害となるものや、関節や筋肉に関わらず弱った部分に触れると筋肉に力が入りにくくなるという特性(筋肉反射)を利用して施術場所を探し施術する方法(→「アプライドキネシオロジー」「Oリングテスト」で検索)も試みられています。
しかし、これらのテクニックも筋力を検査するときに施術者の力の加減を一定に保つ必要があることや、施術の環境によっては与えた刺激以外に反応してしまうこと(例えば嫌な臭いや、苦手なものを見たり聴いたりしただけで陽性になりかねない)、また、矯正の力を加えている間は検査できないなど、それなりにデメリットも多いといえます。
一方、みつわカイロプラクティックではこれらとは異なる人体の特性を利用した独自の検査法を行うことで、筋肉反射などよりも正確に施術場所や施術方法を見つけ、また矯正しながら検査ができるため力加減の微調整や矯正を終了するタイミングを把握することで正確な矯正を可能にしています(→「ポイント矯正」)。
矯正方法は一般のカイロプラクティック整体と同様に施術者の手を主に用いて行いますが、関節をボキッと鳴らす矯正やベッドの落下を利用する矯正では検査の利点を生かすことができないため行っていない部分も他のカイロプラクティックとは違うところです。